| SARS感染者の日本入国で、SARSの日本上陸が懸念されたとき、検疫所、厚生労働省、自治体の対応は、お粗末極まりないものだった。情報を平気で十数時間も放置し、また感染者の立ち寄った施設などを原則とし公表しないという方針を立てていたことは、自分たちは、被害を食い止めるために責任を負っている立場であり、何が最善の方法なのかを、全く理解できていない行動だった。自分は、その職務にあって、何をしなければいけないのか、その使命も目的も理解していないということである。
繰り返される医療ミスもそうだ。医者は患者の病気を治し、命を救うことが使命である。にもかかわらず、血液型を間違えて輸血するという単純ミスから、危険度が高いとわかりながら、生体肝移植を行ったというような、患者を実験台としてしか考えてないような行為は、後を絶たない。
記者は、個人情報をどこまで出していいのか、判断もつかない。戦場から、“記念に”爆弾を持ち帰る。
どの職業も、職務に対する責任感が欠如していることから起きる事件が、最近ずいぶんと多いような気がする。
検疫所は、所長を集め研修をやったようだが、政治家にも職務に責任を持つための研修が必要だ。それは、自衛隊へ半年間の入隊、介護実習を半年、計一年の研修を政治家になる条件として義務化すべきだ。
政治家の責務は、国民を守ることである。ならば、「防衛」の現場で何が行われているのか、実体験から学ばなければ、現実として「国を守る」ということ自体、わからないはずである。そして、集団・組織のルールをきちんと学ぶことが重要だ。そしてこれからますます深刻となっていく高齢社会の実態を理解するためには、介護実習しかない。もちろん、これらは責任感の欠如している日本国民全員に義務化すべきとも思うのだが・・・。
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