細川珠生website
最終更新日 2004年8月1日
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★出産しました

 突然ですが、7月31日(土)、第一子となる男の子を出産いたしました。

 この数ヶ月、サイトの更新が思うようにできなかったのも、メルマガの配信が不定期になってしまったのも、全てこのことが理由でした。できるだけ、今までと変わらない生活を・・と思いながら、自分の体内に新しい生命があることは、気楽なことではありません。待って待ってやっと宿った命。私にとっては何にも代えがたい大切なものでした。そしてそれは私自身が守っていかなければならないものです。真実を語らぬまま、更新が途絶えても、配信が滞っても、私のサイトを訪れてくださった読者の方には、心からのお詫びと感謝の気持ちでいっぱいです。

 結婚して妻となったときも、それまでとは違う新しい世界が見えました。子供を授かってから今日までも、また別の新しい世界を見てきました。「女性の社会進出」と簡単に言われるけれど、その「社会」に、まだまだ制度的な不十分さを感じることも度々ありました。また産休も育休もない私の職種は、公的支援を受けることも難しく、その中で両立させていくことの厳しさと不公平感を感じることも度々ありました。政府の少子化対策なんて、本当にばからしくて、聞いちゃいられない!といつも思っています。当事者意識の欠如した、現実と乖離している政策は大問題。指摘したいことは山ほどあります。子供ももったことで、声を大にして発言していかなければならないということ、それは政治ジャーナリストを名乗る私の大きな使命かもしれません。

 ただ・・・
 私はこの数ヶ月、ずっと考えてきたのです。子供を待ち望みながらも、長くその機会に恵まれなかった私には、同じ経験をしている人がどれだけたくさんいて、どんなことに一番傷ついているのかがよくわかるのです。それを考えると、子供がいるからこそできること・・・を、私は逆に自分の選択肢の中に入れることはできない。入れたくないのです。

 子供ができてもできなくても、私は政治ジャーナリストという職業を続けていくつもりでした。子供ができたから政治ジャーナリストを続けるのではありません。そんな私の気持ちをどうかご理解ください。

 そして、妊娠がわかってから今日まで、私の体調を気遣いながら様々な場面でサポートしてくださった、今仕事を一緒にしている方々に、この場を借りて心から感謝申し上げます。
  私ひとりの頑張りでも、家族の協力だけでも、この期間を乗り越えてくることはできませんでした。私の子供の命は、多くの方々の愛情あってのこと。決して自分ひとりのための命ではないんだということを、いずれ子供に教えていきたいと思っています。

 産後休養のため、しばらく私自身のコラム執筆はお休みしますが、代わりに「スペシャルゲスト」がコラムを執筆し、サイトへ掲載いたします。今後とも、「細川珠生のWebサイト」をご愛顧ください。

 

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