細川珠生website
最終更新日 2004年4月7日
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★ 継続は力なり

 少し前の話になりますが、18年半続いた「ニュースステーション」が幕を閉じました。批判も評価も多種多様だった番組ですが、政権を監視するというメディアの役割は十二分に果たしてきたのではないかと思います。他の番組がどれだけその役割を果たしているかといえば、疑わしい限りです。「ニュースのショウ化」といわれたけれど、やはり「Nステ」は報道番組。報道と情報番組の垣根がなくなっている昨今のテレビ事情において、「Nステ」は政権監視の王道をいっていたと、私は思うのです。この番組があることが、政権側には大きな緊張感になっていたことは確かです。それだけで、私は十分な意義があったと思っています。政権には、この番組がなくなったことによって、一気に気を緩めることなく、メディアの先には視聴者=国民がいることを、忘れないでいて欲しいと思います。そして、メディア側も、公正・中立な視点は重要ながら、報道する内容の質と意義を常に考えながら、私たちに伝えて欲しいと思います。

 さて、とても18年という歳月には及びませんが、私が父とラジオ日本で放送している「珠生・隆一郎のモーニングトーク」(毎週土曜日、7:05〜7:35放送)も、今週10日の放送で、450回目を迎えることとなりました。今年9月には番組開始から丸9年がたち、いよいよ10年目に入ります。

 27歳になったばかりの時に始めた番組。番組スタート前、8月のほぼ一ヶ月を使って、しゃべる訓練。最初はどう話をしたらいいものか相当悩みましたが、忍耐強く父が私の特訓に付き合ってくれたお陰で、第一回目の収録には、それなりの自信をもって臨むことができたことを、今でも鮮明に覚えています。

 番組を始めるにあたって、父は、「これは珠生の番組だ」と、絶えず言っていました。「その割には自分がよくしゃべるじゃない・・・」と思ったことも多々ありましたが、つまり父が言っていたことの意味は、ジャーナリストとして何を伝えたいのか、どう伝えるのか、どうすれば言葉だけで伝えることができるのか、自分で考えなさいということだったのだと思います。この番組には、構成作家はいません。ディレクターさんと相談しながら、ほとんど私自身が自分で話の組み立てを考えています。毎週、毎週があっという間に過ぎていくほどです。

 450回、一回も休みなく出演できたことは、まず何より、この番組に多大なご支援を頂いているスポンサー各位、そして毎週はがきを送ってくださる聴取者の方々、ゲストとしてご出演いただいた方々、番組開始以来お世話になっているディレクターの有泉さん、番組に関わる事務的な処理をしてくれている「Hiromi」ちゃん(メルマガの「タマちゃん」執筆者)、ラジオ日本関係者、陰ながら私を支えてくれている母や夫に改めて感謝したいと思います。
 そして何より、今日まで元気で私を指導してくれた父に、心からの感謝を込めて、10年目をまた元気で迎えたいと思っています。

 

#104 2004年10月18日
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